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『HUNTER×HUNTER』 33巻 感想


      [ 2016/06/11] 本・音楽 書籍 編集

2012年に32巻が発売されてから約3年半。ようやくHUNTERXHUNTERの33巻が発売となりました。やった!




前回のラストから見て、「そろそろストーリーは終盤に向かっていくのかな」と思ったんですが、なんとなんと新しい「暗黒大陸編」がマジでスタートする模様。これには驚きました。

僕はコミックスで後追いする派なので、ジャンプ連載時の作画はわかりませんが、ネットを見ていると、どうやら連載時に比べて大幅に加筆・修正されていたようですね。




※ネタバレがあるので、まだ見たくない方はここで読むのをお止めください。

暗黒大陸編…ワクワクが止まらない!


待った甲斐があったと言うべきでしょうか。V5の新人が見たものは、「五大厄災」でした。

  • 謎の古代遺跡を守る正体不明の球体 兵器ブリオン
  • 殺意を伝染させる魔物 双尾の蛇 ヘルベル
  • 欲望の共依存 ガス生命体 アイ
  • 快楽と命の等価交換 人飼いの獣 パプ
  • 希望を騙る底無しの絶望 不死の病 ゾバエ病

この中でやっぱり気になったのは「ガス生命体 アイ」ですよね。キルアの弟、アルカがナニカに変わるとき、「あい」と言葉を発し、しかも厄災が「欲望の共依存」ですから、かなり怪しいなあと思っていたら、コミックスで五大厄災の説明が終わった次のページにナニカの姿が描いてあって、

「あい 暗黒大陸出身です」

って書かれてました(笑)。やっぱね。てかあんな余白でサラッとネタバレする冨樫先生さすがっす(笑)。

だとしたら、アルカとナニカは共依存し合っている…という解釈でいいんでしょうか。それともナニカのほうはガス生命体ですから、アルカに取り憑いているのでしょうか。しかし、取り憑かれているにしては、アルカがナニカのことを受け入れているというのも変な話になるので、「欲望の『共依存』」として、お互いがお互いを支えあっている存在がアルカとナニカなのかなあと勝手に解釈しています。

十二支んに新たに加入したのは…


ここで驚きの展開が。十二支んになんとレオリオとクラピカが加入!ジンとパリストンが抜けたため、2つの席が空いていたのでそこにこの2人が入ることに。なんという展開なんだ…。

クラピカは相変わらず裏世界に身を置いていて、レオリオは医者の勉強中でしたが、十二支んの一員として暗黒大陸捜索隊に入ることになりました。

でも、ゴンが念能力なくなってたのが地味にショックでしたね。それとともに、ここらで主役交代?の兆しが。ここからはジンが主人公になるのか、それとも同時進行でやっていくのかはわかりませんが、少なくとも33巻の段階ではジンの話が中心となっていました。ビヨンド側の人間を従えて暗黒大陸に行くためにジンはパリストンを牽制しながらの動きになるようです。

さらに驚くべき情報が。かつて暗黒大陸の東側の情報を記した本、「新大陸紀行」の東部分を書いた人物が「ドン・フリークス」…どう考えてもジン、ゴンと関係ありますよね。もしかしたらジンの父親か祖父という可能性も?

不思議なもんですね。あれだけジンを探してたどり着いたゴンからジンへ主人公枠がほぼ交代?することになり、ジンが出てくるのが当たり前になりました。

キメラアント編でインフレするのではないかと思っていた念能力バトルも、パリストンとの戦いは頭脳戦になっていて、パワー路線から個々の技術路線へと変化しているような感じを受けます。バトル勝負が多かったジョジョの第三部から、頭脳戦へとシフトしていった第四部へ移行したときのような感じがしました。

カキン王国王子の王位継承ストーリーもスタート


これがHUNTERXHUNTERのおもしろさ!複数の話が同時進行で展開されるため、読んでいるこっちは興味が次々に移り、話を把握するのが精一杯なんですが、暗黒大陸渡航編と合わせてこちらの継承編もちょっと楽しみになってきました。

王子たちが渡航して生き残った一人を次期国王とするというカキン国王の命があり、そこで各人、ボディガードを頼むことに。そこでクラピカが声をかけて各王子のボディガードをするように頼んだ人たちがまた懐かしい面々!

  • イズナビ(クラピカに念を教えた師匠)
  • ハンゾー
  • バショウ
  • センリツ
  • ビスケ

ここでこの面々を出してきたか!と思わせてくれた冨樫先生に脱帽!選挙編にも登場していたキャラクターでもありますが、昔の仲間は物語が進むとなかなか再登場してくれないこともあるんですが、ハンゾーとかセンリツをあらためて出してくれたのは本当に嬉しかったです。


そしてクラピカのボディーガード相手が決まったところで終了…。

正直、暗黒大陸編がここまで大規模に描かれることになろうとは思ってもみませんでした。幽遊白書の魔界編では、大風呂敷を広げて一気に閉じたようなところがあったので、長編のキメラアント編が終わったところで、「もうHUNTERXHUNTERは終了じゃないかな」と思っていましたが、その先の展開をここまで長編に描こうとしているなんて、かなり意外でした。


いや…でもまだわからん…もしかしたら、ここらで一気に収束させてくる可能性も…(不安)。


でも、クラピカとレオリオが再会し、十二支んに加入。ゴンは念能力がなくなった代わりにミトさんのところで普通の子どもの生活を送るようになり、ジンはジンでビヨンド側のチームのナンバー2として君臨。

あれだけセリフが多い巻になったんだから、そう簡単に終わらせるわけがない…と思いたい…んですが、次巻になったあたりでいきなり終わられたら嫌だなあ…とか思いつつ(笑)。

登場人物がすごく多くなってきたのと、世界観の把握、資料や会話の流れを詳しく見ていかないと、一度読んだだけでは頭に入ってこないので、何度か読み返さないといけませんね。

ただ、僕の中でのHUNTERXHUNTERは、ある意味、キメラアント編でいったん終わっているので、暗黒大陸編はまだまだその後のエピローグ的な位置づけから抜けだしていません。なぜなら、33巻で描かれていた「広すぎる暗黒大陸」の全貌をこれからすべて描いていく可能性はあまりないのではないかと思っているからです。

ワンピースでもあれだけ広大な世界を描ききっていないのに、HUNTERXHUNTERでそれに近いことをやるのは…できるのかな…とちょっと不安です。

それだけに、次巻が出るのはあと何年後になるのでしょうか。現在もジャンプでの連載は続いているようなので、うまくいけば半年以内には発売される可能性はあるかもしれませんが、できるだけ早く続きが読みたいですね。

冨樫先生のご病気のこともあるので、待つしかありませんし、あまり無理をされて執筆に影響があってもいけませんから、お体を大事にされながらも、ワクワクドキドキする冒険譚を期待します。

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