コラム・ゲーム・プロレス記事のブログです。

スポンサーリンク


何事にも敏感すぎる僕は「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」かもしれない


      [ 2016/08/10] 生活 健康 編集

2016年8月10日の北海道新聞の記事(24面)です。

道立緑ヶ丘病院(十勝管内音更町)の精神科医長、長沼睦雄さんが札幌市内で行った講演の記事から「HSP」という気質の人が存在するということを知りました。


HSPとは


ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、全人口の15%~20%程度の割合でいる人で、光や音などに感受性が強く、敏感すぎる人を指します。病気ではなく、そういう気質だということです。

また、喧騒の中でエネルギーを充電することは苦手で、一人静かな場所でエネルギーを充電するタイプなんだそうです。

HSPとは
HSP(Highly Sensitive Person) 「過度に敏感過ぎる人」という意味
感受性が強く繊細な神経を持つため神経が高ぶりやすく敏感。
これは持って生まれた特性で、5人に1人はHSPだと言われてる。
HSPの具体的な特徴を列挙してみると、
大きな音などにびっくりしやすい
やたら神経質で引っ込み思案
その場の空気を読む感度が異常に高い

自分がHSPだと知って心が軽くなったよ - 要件を言おうか


これまでの自分の人生を振り返っても、光や音に敏感だったり、神経質で引っ込み思案で、空気を読むがゆえに話の輪に入れなかったり、神経が高ぶりやすく、疲れきってしまったことがありました…。

HSPかもしれない。そう思った僕はネットでいろいろ調べてみました。すると、予想以上に多くのサイトや悩んでおられる方のブログが出てきました。「こんなに悩んでいる人がいるんだ…」と驚きました。

そんな中、「HSP診断テスト」というものがあることを見つけました。これはHSPを提唱したエレイン・アーロン博士のホームページに掲載されているチェックテスト表です。便利にチェックできますので、活用してください。

HSP診断テスト


これは、「HSP診断テスト」です。

Are You Highly Sensitive?


14個以上当てはまったら、HSPの可能性が高いとされています。また、一つでも非常に強い傾向だとHSPの可能性があるとのこと。

僕は22個当てはまっていて、「ああ、HSPだ」と感じました。


HSPの人はマイペースで自分一人だけで行える仕事が向いているそうです。

次からは、これまでの自分の人生を振り返ってみて、僕がHSPだと思う事例が多々あったことに気づきました。それを追記でご紹介していきます。



これまでの自分を振り返ってみて


そうか、だからか…と思うことが多々ありました。

  • 人の輪の中に入ると極端に疲れる。
  • 寝ていても光や音に敏感でよく眠れないこともあった。
  • 背中に目がついているような状態で会社で仕事をするため、気疲れしてしまう。
  • 空想にふけりやすいところがあり、仕事中でもふとしたときに空想をしてしまいがち。
  • 必要以上に驚いてしまい、パニックになる。「事態」に対して「敏感」すぎる。
  • いわゆる「マルチタスク」ができない。ひとつのことを集中してずっと行うのは得意だが、一度に複数のことを行うのが苦手。
  • 周囲の喧騒を気にせず取り組むことができない。気になりすぎる。

などなど…普通の人が「なんだそんなこと」と言う問題が自分にとっては大変なことで、敏感すぎるために過敏性腸炎になったりしていました。

僕は完璧主義すぎて、「全部がきっちりしていないといけない」と思うことがよくあり、すべてを完璧にするところがあったんです。そうでないと不安だったんです。蟻の這い出るスキもないほど完璧にするときがありました。それもこれもHSPの気質があったからこそ…。

「HSP=敏感すぎる人」。この言葉を知ったとき、僕はホッとしたというか、自分がなぜここまで敏感なのかということに対しての答えが出たようで、楽になりました。

現時点では自己判断しか方法がないのが現状のようです。

HSP「高度に感受性の高い人」 Highly Sensitive Person P子のブログ : ◆「自己診断テストだけでHSPと判断していいのか」について思うこと





「普通」って何?これが自分の考え方なのに…


これは世間で誤解されるだろうなあ…と思いました。僕も親や周囲から

「なんで普通の人はああなのに、あんたはできないの」
「普通はそんなんじゃないよ」
「普通はそこまで敏感に考えないんだよ」
「普通の人はあんたみたいに変な考え持ってないんだよ」


と言われてきました。

普通、普通、普通…いったい何が普通なんだ!ということがずっと気になっていました。だって自分にとっては自分の考え方が普通だと思っていたんですから。

今回、HSPという気質が存在することを知り、それにともなうブログなども拝見させていただいたところ、かなり多くの人がこの特性を周囲に理解されずに苦しんでいるということを知りました。

だろうなあ…8割の方に共感を得られにくい生き方だっていうから、そりゃどこへ行っても理解されないよ…家族にさえ理解されないって…。



HSPの人は「静かな場所でのみエネルギーがチャージできる」ことを知ってほしい


よく、人からこういうことを言われます。

「休日にあえて外に出ないと、気持ちの切り替えができないよ」


しかし、これまでの自分はなぜか休日になると泥のようになり、一日中、自分の部屋にいないとエネルギーがチャージできませんでした。

どうして僕は他の人のように、翌日も仕事だというときに遊びに出かけることができないんだろう。と思っていました。

「ストレスの発散方法が下手」


と言われることが多かったですし、

「普通の人は、仕事でストレスが溜まったら休日に友だちと飲んだり、外に出て騒いでストレス消すんだよ。家に一人でいたら本当の意味でのストレス解消になんかならないよ」


そう言われまくってきました。

しかし、HSPの人は一人静かな場所を好むため、「一人がとても好き」という人が多いのだそうです。ですから、外に出るとエネルギーを吸い取られて疲れてしまう。一人っきりで静かな場所にいることが何よりも大好きなので、それを苦に感じません。

僕の場合は「たまには外に出て思い切り騒ぎたいなあ」という部分も持ち合わせているので、完全に一人っきりが好きというわけでもありませんが、こういうところは多分にあります。

昔から結構あったんだよなあ…

「なんで休日に外でないの?」

その答えは

「一人で家にいるほうがストレス解消できるから」

これしかないんですよね…だって自分が一番好きなところが自分の部屋で、そこに好きなことやってるほうがずっといい。なんでわざわざ外に出なきゃいけないんですか。こういう思考回路だったんです。

休日にわざわざ気の合わない人と外に出かけてエネルギー使うぐらいなら、部屋でゲームしたり、音楽聴いたり、動画見てるほうがずっといいんです。



マイナスの思考回路に引っ張られたのは一番やっちゃいけないことだった


マイナスの空気を持つ人に依存されたり、関わらないための方法で書かせていただきましたが、僕はその場にいるだけでエネルギーを吸い取るタイプの人と関わってしまったがために、数年間、辛い思いをしていました。

休日に一人になりたいのに、必ず呼び出しが来て出かけ、外に出ることがストレスになり、結果的に解消も何もできないまま、神経をすり減らしていったのです。

HSPの人は「一人が大好き」なのに、それと真逆のことをやっていればストレスが溜まるのは当然です。苦手な人と会って、ずっと外にいる。僕が最も苦手とするところです。気心の知れた人と外にいるのは好きなんですけどね。



HSPは周囲に理解されない


こういった考え方が理解されないのは当然です。特に日本は人と違う人に対して「我慢」や「強制」をさせる傾向が強く、それができないと「変わり者」扱いすることがありますから、社会の中でこうした特性・気質が認められにくい土壌があるのだと思います。

昔から、「他の人が普通にできていることをなんでお前はできないんだ」という責められ方をした人は多いと思うんですよ。こうした特性・気質を「個性」だと受け止めてくれて、「自分らしくマイペースで生きていっていいんだよ」と認めてくれる人はどれだけいるでしょうか。

親からも兄弟からも、そして周囲の人からも「そんな考え方はおかしい」と僕はずっと言われてきましたし、自分でも「なんでこんなに普通の人と考え方が違うのかわからない」という時期が長く長く続いたんです。

自分ではそれが普通だと思ってるから変だと思わない。でも周りから見ると、他の人は考えつかないような空想をしたり、突然の事態に対して必要以上にビビるところがあったんです。周囲の音を気にするから集中できずに気疲れして神経症になり、会社を辞めたこともありました。

そんな自分を責めて責めて、「自分は普通じゃないんだ」と思っていました。他の人はちゃんとしているのに、自分だけ違う。考え方も違うし、なんでこんなに変な思考回路なのか自分でも理解できないとずっと思っていました。

僕と同じ気質を持った方は「わかるわかる!」と言ってくれそうですが、HSPは8割に理解されない特性である、という以上、大多数の人からは「変人」扱いされてしまうこともあったのではないでしょうか。



HSPの人が優れているところ


でも、こうした特性を持ってるということは、裏返せばこういうプラス面があるということです。ちょっと考えてみました。

  • 空気を読むため、トラブルになりにくい
  • 人の気持ちを察するため、優しい人が多い
  • 光や音に敏感なため、人への気遣いをし、物音をあまり立てずに暮らせる
  • 自分が驚きに敏感なため、人を驚かせるような態度は取らない
  • 部屋に一人でいることが楽なら、気心の知れた友人が側にいてもOK(外に出ていろいろやることが疲れるため)
  • 豊かな想像力を持っているので、こういったブログを書いたりクリエイティブな仕事に向いている
  • 痛みにも敏感なので、されて嫌なことはしない
  • マルチタスクが苦手なため、一つのことを集中してやるのは向いている
  • 他者の気持ちに同調しやすいため、傾聴の姿勢が身についている
  • 繊細で深みのある人が多いため、付き合うと面白い《自画自賛ですかね(笑)》

長沼医師によると、HSPの人は7割が内向的で、3割が外に刺激を求めるタイプだそうです。ああ、だから僕みたいに外に出るのが100%嫌いではないというタイプも存在するんだとわかりました。



HSPの人の生活スタイル模索


それでは、HSPの人は周囲や仕事と、どのように付き合っていけばいいのでしょうか?僕もまだこの気質を知ったばかりなのですが、これまでの自分の人生を参考にし、HSPの人はどうやって周囲とうまく付き合っていけばいいかを考えてみました。

  • 「自分は一人が好きだ」ということを伝えておく
  • これはいい方法かもしれません。特に仕事をしていると休日に誘いが入るケースも多いでしょう。僕が一番嫌なことは「翌日が仕事なのに、休日に会社の人間と出かけること」なんです。だから最初から「僕は一人が好きなんです」ということをそれとなく周囲に触れ回っておくと、あまり誘いが来ずに済むかもしれません。

  • 自分から音を立てない
  • 周囲の音に敏感なら、自分から率先してあまり音を立てないように扉を閉めたり、大きな音を立てないように実践していきましょう。そんなあなたの行動を見てくれている人がいるかもしれません。

  • 一つのことに特化した仕事を選ぶ
  • これ、一番難しいんですよねえ…特化したことは見つけられても、それで食っていけるかっていうと、僕は「NO」なので、なんとかこの気質を持ちながら働ける場所を探すという方向しかないように思えます。ただ、HSPのことを知り、そういうものを自分が持っていることはわかったので、精神的には楽になりました。

  • 人に優しくする
  • たぶん、HSPを持っている人は無意識にやっていると思いますが、他人に優しくしましょう。人より気遣いができる気質を持っているHSPの人なら、普通の人以上に他人に優しく気遣いができる人が多いと思うので、そういった特性を活かしていきましょう。きっと好感を持たれることでしょうから。「自分の気質」として知っておくと、「優しい=弱さ」みたいなマイナス思考は止まります。

  • マイナスな人とは付き合わない
  • マイナスの空気を持つ人に依存されたり、関わらないための方法は自分で編み出した方法ですが、どうやら合っていたようです。もっと早くHSPを知っていれば、関係を切るのも早かったのかな…なんて思いますが、自分にとって付き合っていて疲れる人とは距離を置きましょう。疲れない人だけ側にいればいいんです。普通の人はそれでも「浅く付き合う」すべを知っていて、なんとなく付き合うことができるのかもしれませんが、自分は無理です。だったら無理に付き合うことはせず、距離を置いて付き合っていけば精神的に楽になりますよ。

  • 怖がるものに対しての経験を積む
  • これは僕もよくあることなんですが、初めてのことや経験したことのない事例に対して、必要以上に怖がり、その様子を周囲の人が見ていて「変だ」と感じることが多かったんです。これを払拭していくためには、とにかく経験を積んで、いろいろな事例に慣れていくしかないんじゃないかなと思うんです。自分の経験から見ても、一度経験したことに対してはそうそう怖がることはなかったという事実がありますので、「未知のものに対して怖がりすぎる」なら、一度、そのことを経験さえしてしまえば「こんなものか」と頭が判断して怖がらなくなると思うんです。


突き詰めると、「自分のことを理解してくれる少数の人と付き合っていく」ことを目標にすれば、ものすごーーーく楽になります。決して人付き合いができないのではなく、そういう「気質」なんです。無理をして人付き合いを広くする必要はないんです。



最後に


今回、道新の記事がきっかけでHSPという気質があることを知り、ネットで調べるに至りました。

「自分に当てはまる枠があったんだ!」

とすごく安心しましたし、楽になりました。決して変人ではなく、そういう気質を持った人というだけですので、もし、この記事を読んで周囲の人もHSPかもしれないと思った方は、邪険にしたり考えを正したりするのではなく、「そのままの自分でいいんだよ」という態度を取ってあげてください。


人より過度に敏感な気質を持ったがゆえに、いろいろなことで悩み、苦しんできた人は大変多いと推察します。ですがそれを「病」ではなく「特性・気質」なんだとわかれば、自分を悩ませていたものの正体がわかるので、かえって安心できます。

HSPは全人口の15%~20%ということで、80%の人には理解されない気質であることは辛いですが、同じ気質を持つ人同士なら記事を書くことで何らかの安心材料になるのではないかと思い、書かせていただきました。


HSPとうまく付き合って世の中を渡っていけるよう、この記事があなたの参考になれば幸いです。

関連リンク


HSPとは?敏感、繊細で感受性が高い人は自己診断してみよう - ポジ熊の人生記
自分がHSPだと知って心が軽くなったよ - 要件を言おうか
The Highly Sensitive Person/a>(エレイン・アーロン博士のHP)
HSP「高度に感受性の高い人」 Highly Sensitive Person P子のブログ : ◆「自己診断テストだけでHSPと判断していいのか」について思うこと
ハイリー・センシティブ・パーソン - Wikipedia

スポンサーリンク
このカテゴリのランダム記事

Twitterによる更新情報の配信も行なっております。下記バナーをクリックして、アカウントをフォローしていただければ、AMGブログの最新記事があなたのタイムラインに表示されます。



関連するタグ 生活健康コラム




タグcloud
リンク