キャラの軽い会話に隠れがちですが、実際、エルミの世界観は
非常に良く練りこまれています。
・闇の眷属と大魔公とは?
・暗域と神域とは?
・エルミナージュの次期司書は?
闇の眷属と大魔公
神域によるエルド創出を阻止するため、大地を破壊して回っている者達のことです。
要するに「神々の進出を許さんぞ!」というのが大魔公で、その手下が闇の眷属?
ということなのでしょうか。
実際、神々との接触を試みた大魔公もいましたし、神に対して
彼らが何を求めているのかは、現時点では明かされていません。
エルミ2DSにも「次代の書」があることから、次回作が出ることは決定的。
そこで全ての謎が明かされるのでしょうか・・。
暗域と神域
神々=世界を創ることができる
闇の眷属=世界を破壊することができる
そして「神域」とは神々の住む世界。「暗域」とは闇の眷属が住む世界。
元々、エルミナージュのコンセプトは、神々と闇の眷属との永劫の戦いがテーマです。
そして「エルド」という存在がその戦いに終止符を打つことができるらしい・・
それだけが現在のところ判明している事実です。
しかし、エルド創出に関して、新しく作られた大地「新創地」に住む人間やエルフ、
オーガ達の営みの中から産まれるとだけ伝えられています。
ということは、我々、冒険者こそが「エルド」そのものなのではないか?
そういった解釈も充分成り立つのではないでしょうか。
以下エルミブログから引用。
しかし、良い話だけではありません。エルド創出には期限があります。
それは、時の神に代々受け継がれている「トナク=カナコル」という砂時計に見られます。この時計が時を測り終えるまでに、神域はエルドを見つけなければならないのです。もしも見つける事ができなければ。その時は、神域が崩壊すると言われています。
一方、闇の眷族も神域の行動を黙って見ているわけにはいきません。当然、神々の切り札となるであろう、大地からのエルド創出を阻止しようとします。
こうして、大地を巡る創造と破壊の物語は幕を開けるのです。
Elminage
エルミナージュの次期司書は?
クリア後に行ける「エルミナージュ」は、この世の全てを記憶・管理している
超巨大な書庫です。アカシックレコードに置きかえるとわかりやすいですね。
アカシックレコード(英:Akashic Records、独:Akasha-Chronik)は、宇宙の創造、人類の歴史を含む森羅万象の情報が蓄積される記録の概念である。ドイツ語の Akasha-Chronik(アーカーシャ・クローニック)はアカシャ年代記と和訳される(以下、便宜上「アカシックレコード」と表記。)。発音からアーカーシックレコードとも。一般的に話題に上るものは、暗黙的に、様々な問いかけに回答するエドガー・ケイシーのものを指している。
アカシックレコード - Wikipedia
この「宇宙の創造、人類の歴史を含む森羅万象の情報が蓄積される記録の概念」が
エルミナージュではヒズベルトが管理する書庫の存在なのでしょう。
現在はヒズベルトが司書ですが、次期司書に関する記述が
ゲーム内で語られました。
とある者の推薦を受け、とある者が次期司書の座を狙っているということ。
それに関してヒズベルトは静観の構えを取っています。
ヒズベルトに関し、「行動が気になっている神がいるようで、お気をつけを・・」
という流れがありますが、これは続編への伏線でしょうか。
前作で登場した「天秤の巫女、ヒルデ」。これはエルミナージュに
偶然迷い込んだ少女がヒズベルトから天秤を渡され、デュークとなりました。
必要がなくなった大地は、いとも簡単に廃棄される・・天秤の巫女は
そのような「勝手な行動」に怒り、デュークとなったのです。
このように、エルミナージュは普通にプレイしていれば
ただのダンジョンRPGですが、物語を読み解いていくと、大変面白いです。
毎回、新たな地が神々によって創造され、そこで産まれるものが
「エルド」なのかどうなのかを、神々は見極めているように見えます。
前作より、ヒルデの言葉。
(ネタバレあり)イベントログ - エルミナージュWiki
次回作では、そろそろ「エルド」に関する謎解きと、神々の世界に突入し、
完全決着をつける・・というストーリーが明かされても良いと思います。
しかし、ここまでストーリーが続いていると、見事な連作として完成された
ゲームであると
つくづく感心します。WIZも面白かったんですが、エルミナージュはその軽い雰囲気の裏で
如何に神々との戦いが熾烈に行われているか。
それを一冒険者として体感できる素晴らしい
ゲームだと思います。
エルミナージュに関する記述は、wikiを読んでみてください。
基本ネタバレなので、未プレイの方は注意。イベントログ - エルミナージュ2Wiki
- このカテゴリのランダム記事
-
RSS・Twitterフォロー
RSSリーダーを使うと、AMGブログの更新情報をすぐに受け取ることができます。下記バナーをクリックして、このブログのRSSをリーダーに登録すれば、記事が更新されるたびに最新記事がリアルタイムで入手できます。
Twitterによる更新情報の配信も行なっております。下記バナーをクリックして、アカウントをフォローしていただければ、AMGブログの最新記事があなたのタイムラインに表示されます。